あ、さてー、、いよいよ五行学説! (年末から3月まではいわゆる確定申告がらみで大変なんすからw自分で全部やってますんでゞ)遊んでたわけではございません!
ちゃんと中医学の勉強もしてたんですよ、これが。
では、本題に、、、
五行学説では、宇宙間のすべての事物は木・火・土・金・水という5種類の物質の運動と変化によって生成すると考える。事物の異なる性質、作用、形態をそれぞれ木・火・土・金・水という五行に区別し帰属させる。
五行学説に基づき、自然界と人体の臓腑組織、そして少し薬膳関連項目も含めた表を次に示します。
自然界 人体
五行 特徴 五季 五方 五気 五色 五味 五臓 五腑 五官 五華 五志
木 生長 伸展 春 東 風 青 酸 肝 胆 目 筋 怒
火 陽熱 炎上 夏 南 暑 赤 苦 心 小腸 舌 脈 喜
土 生養 変化 長夏 中 湿 黄 甘 脾 胃 口 唇 思
金 静粛 収斂 秋 西 燥 白 辛 肺 大腸 鼻 皮毛 悲
水 寒潤 下行 冬 北 寒 黒 鹹 腎 膀胱 耳 髪 恐
☞『五華』華は光沢・輝き。五臓機能の良好な状態が現れる部位を指す。見えない臓器の状態を知る手がかりのひとつになる。
(例)筋に異常があれば、肝の異常を疑う、みたいな。
木の特性
木は成長・発散・柔軟、伸びるという特徴がある。春は東風が吹き、草木が緑になり、新芽が出て、自然界を成長させるので木に属す。
五臓の肝は、鬱を嫌い、伸びやかさを好むので、木に属す。
火の特性
火は熱い・炎上・燃えるという特徴がある。夏は暑く、南の気温は高いので、夏や南は火に属す。
心は五臓の中で、喜びを好み、温かいので、火に属す。
土の特性
土は植物・農作物・動物などすべての生物が誕生し、成長し、生活する基盤。例えば、夏は暑すぎず、冬も寒すぎず、農作物がよく育つ土地は土に属す。
脾と胃は、食物を消化吸収し、体に営養を与えて成長させるので、土に属す。
金の特性
金は硬い性質で、独特で、きれいな光沢をもち、静粛、収斂のイメージがある。秋は空が澄み、農作物は熟して金色になるので、金に属す。
肺はデリケートな臓で、清浄を好み、空気の汚れに傷つきやすいので、金に属す。
水の特性
水は命を潤す。冷たい性質で、高いところから低いところへ流れる。冬は寒いので、水に属す。
腎は全身の水分を管理するので、水に属す。 (薬膳コーディネーター講座 テキスト1より)
ふう。チカラ入りました〜orz...
というわけで、今日はここまでw
次回からは木・火・土・金・水の相互関係について解説致します。
ではではDr.BAOでした(^_^)ノノ゛